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清家清「私の家」から学ぶ


職業柄「住まい方」について考えることが多い

スズキ家の茶ノ間ではどちらかと言えばインテリアというジャンルでの生活道具などをメインに販売とご提案をしています。

しかし生活道具だけではもちろん生活はできないのでその道具を使う「家」もしくは「部屋」が必要です。

なのでその「家」「部屋」のこともよ〜く知っておかないと生活道具についてもご提案できないと思っております。

そこで私自身参考にさせていただいている建築家の1人「清家清」さん

私が一番清家さんの建築に惹かれるのは「住まい」に重きをおいた建築だと感じるからです。

日本人が日本の土地(環境、風土)で快適に健康的に生活できる空間を考え抜いた方だと思っております。

代表作は「私の家」

「私の家』が建てられたのは1954年のこと。清家が家族の為に建てたこの家は、日本の住宅のあるべき姿を追い求める上で“実験台”としての役割も担っていました。例えば、50平米という広さ。清家は、人間が疲労を覚えることなく掃除が出来る限界の時間を割り出し、そこから逆算して家の広さを決めたのです。そして、この家のシンボルとも言うべき移動式の畳。この畳、ちゃぶ台を置けばそのままそこがお茶の間になり、布団を敷けば子供の寝室に、庭に出せば庭全体がリビングになります。こうした工夫は全て、清家のある哲学に基づいたものでした。清家清は、戦後のお金もモノもない時代に現れた建築家です。そうした時代の中、これからの日本の住宅のあるべき姿を追求し、辿りついた答えが「ワンルーム」でした。」

                                         (参照文)

デザイン(造形)が先ではなく、使われることが大前提で自然と美しいカタチができてくる

私自身が物作りするうえでも、古道具なども選ぶうえでも一番重要視したいところです。

それが最終的には使われる皆さんのためになるのだと信じて。

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