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手仕事に出会う(新潟:竹籠)


スズキ家の茶ノ間では全国各地の手仕事の品々を中心にセレクトしていますが、

先日県外からのお客さまより「新潟のモノはありますか?」と聞かれた時、そういえば無いなと気づき、

それからそのことが気になっておりました。

そんな折に、ある方を通じてお知り合いになった新潟で竹かご職人をさせている安川さん(86歳!)

自宅兼作業場になっているところに訪問させていただきました。

作業場には使い込まれた道具たち

材料である竹は、山まで取りに行かれて採取。「孟宗竹」というしなりが強い竹を選んで、作られております。

お願いしていた竹かごたち。

1つ1つ丁寧な手仕事で仕上げた物ばかり。持った感触も抜群です。

また、使い込むことで色艶が増してくるので使い込みたくなる感じです。

全国的にもこのような竹かご編みの作り手さんは激減しており、現役で作られている方々はほとんどが70歳以上の方々のみです。

このような貴重な手仕事の品々をスズキ家の茶ノ間では、使い手の方にもしっかりと感じていただかないとなシミジミと感じております。

                             店主:スズキ

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