folk product のはなし:紙盆(しぼん)その2
ようやく手に入れた「気づき」を元にfolk productで創る「お盆」は?と考えたときに、思い付いたのが「紙」という素材の可能性。
そのキッカケは、folk productの「ティッシュケースボックス」の制作も手掛けていただいている神田紙器製造所の社長さんとのやり取り。
先に「ティッシュケースボックス」の開発を行なっており、社長さんと様々なやり取りをしていくなかで「紙」の耐久性の高さを感じ、自分の以前からの構想イメージと相まって、紙の素材でお盆を作ることができるのではないか?と
そのイメージを神田紙器製造所さんにカタチとして作り出していただき、何度も試作と検証を繰り返し。ついに完成。
最大の特徴は「軽いのに丈夫」。
そして神田紙器製造所さんに試行錯誤していただた塗料工程によりある程度の耐水性も。
また、塗装において手塗りによる刷毛塗りを行うことで表面に「刷毛目」ができ、独特のテクスチャーが生まれます。「柿渋」「黒柿渋」「灰色」3種類ともそれぞれ表情がまた良い感じに。
その3はメンテナンスについて。つづく...
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