チョークボードバインダー(製作風景)
folk product「チョークボードバインダー」の製作を行っていただいている職人さんの製作現場をご紹介
作り手の相田さんの本業は「ネズミ捕り板」の職人です。
知人の方よりその存在を教えてもらい居ても立っても入れずに製作工房にずけずけと押しかけてしまい、色々と製作をみせていていただくうちにどんどん引き込まれ、しまいにはこちらの品の製作をお願いしていただいております。
まず一番の驚きはほとんどを手加工で行っていることでした。
このチョークボードバインダーもほぼ手加工での作業がほとんどとなります。
相田さんのお爺さんの時代より使われている道具たち。道具というより職人さんの手の一部のような存在です。
抑えクリップ部分の加工
この不思議な形をした物体は,,,
叩いて成形する際に活用する「型金」
これらの道具たちは、ほとんどが相田さんのお爺さんが自作してつくられらた道具たち
無骨ながらも、長年使い込まれた道具たちは手にしっかりと馴染み、ほんと相田さんの手の一部のようでした。
自分の元家具職人の経験からかんじていることがあるのですが、
「道具を丁寧に扱っている職人は間違いない」です。
その人の使っている道具をみれば、その方の技術もさることながら、仕事への姿勢が見えます。
なので相田さんの使われている道具たちも見ただけで、「間違いない」と確信したのでした。