仕入れの旅 〜島根・鳥取〜
前回の〜その1〜からの続き
宮内窯さんより日本海沿いを東に移動していき、次にお邪魔させていただいたのは当店でも人気の「湯町窯」さんへ
品の選定を終えていつも拝見させていただくお部屋にあるのが、「民藝の祖」柳宗悦と「天才画家」山下清、両氏が湯町窯さんで絵付けした皿。
この場所にくると自分自身の目指すべきものを改めて見つめ直せるところでもあり、気持ちがリセットさせる感があります。


そして、松江市に向かい「袖師窯」さんへ
す、すみません・・・。袖師窯さんでは思いの外、良い器が多く気持ちが高ぶってしまい写真を撮るのを忘れてしまいました・・・。
袖師窯さんの器はぜひとも店頭にてご覧いただければ幸いです!
つづいて島根県からもっと東に移動し、最後に伺ったのは「延興寺窯」さん
延興寺窯さんも当店でも前回入荷した際でもすぐに無くなってしまうくらい人気です。
延興寺窯さんの器は、なんといってもシンプルな形と深い色が特徴です。
使えば使うほど、見れば見るほど、その奥深さを感じていただける器なので、毎日使うほどに愛着が持てるという印象があります。
窯主の山下さんのものづくりに対して姿勢と心意気が器にカタチとなって表れているのではないでしょうか。ロクロに向かう後ろ姿が物語っています。


あと、鳥取にはいつもお世話になっている古道具を取り扱う方のもとへ
ここにくると仕事を忘れて宝探しのように没頭してしまいます。そのくらい魅力的な場所なんです...
今回も良い骨董物もみつけてきました。店頭にてぜひともご覧くださいませ!

鳥取にきた際には必ず寄っていく「鳥取民藝美術館」へ
このときは「吉田璋也の新作民藝」展が企画されており、改めて鳥取民藝文化を堪能しました。
たくさんの吉田プロダクトのなかでも一番目を引いいた「スイッチカバー」

今回は3泊4日というかなり無理した仕入れの旅でしたが、予想を上回るいい品々と出会うことができました。
これらの品々は今週からはじまります「民藝の器+foodremedies」展にて 一堂にご覧いただけますのでぜひともお楽しみにしてください!