買付け日記(栃木・益子編)
この買付け日記シリーズ最後は「栃木・益子」
益子といえば、陶芸です。
益子には沢山の窯元がありますが、その中で今回お伺いしたのが「和田窯」さん
和田窯さんでは、多くの方がたに焼き物(陶器)を気軽に使っていただきたいとの想いから、出来るだけコストを抑えて、かつ良質な器たちをつくり出しています。
上での写真にあるように沢山の器を正確にカタチ作るための「型成形ろくろ」を活用、
目のまえでスルスルとカタチができていく様は見ていて気持ちいい!
工房には若手の作り手さんたちが中心で活気がありました。
皆さんホントに作ることが好きで好きでたまらないという目で仕事に向き合っている様子が印象的。
益子焼きのルーツ、民芸精神の「民の為に作る器」(皆が普段使いできる器を作る)を現代でも実施してことを感じれたこと、そして次の世代を担っていくだろう若手の方々の存在をしっかり実感できたことがなによりも収穫でした。
今回の旅、(新潟ー鳥取ー島根ー静岡ー益子)と走行距離約2500kmの長旅を4日間でまとめたことで、体力的疲労が大きかったせいか家に帰ってから熱を出し、寝込んでしまいました・・・が!
おかげに新しく学べたこと、確かな実感を持てたこと、一番は作り手の方と直接会って話せたことで互いに信頼関係を持てたことが大きかったですね。
作り手の想いを伝えることが私たちの仕事なので、ご来店いただいた皆さんにはその「想い」を語らせていただきたいです。
店主:鈴木