買付け日記(鳥取編)
店舗開店前の買付けは車移動(ハイエース)での旅。
長距離運転は慣れているほうでしたが、新潟発ー山陰行はなかなかハード・・・。
しかし、その甲斐は十分すぎるほど。
改めて「作り手の方の想い」を感じ、その気持ちを感じたうえで品を選んでいくことの重要さも身にしみて感じた旅でもありました。
まずは鳥取県へ
向かった先は鳥取砂丘
初めてきましたが、キレイの一言につきます
そのあとにお伺いしたのが「延興寺窯」さん。
民藝の精神でも「その土地の素材を使って作り上げる」を現代でも忠実のされていらっしゃる数少ない窯元さんです。
私自身鳥取の民藝について全くの無知ではありましたが、当主の山下さんに様々なことをお伝えしていただき、深く感銘を受けました。
昔ながらの製法「昇り釜」で薪火を使って焼き上げている!すごいことなんです。
周辺にてとれた岩、石で砕いて釉薬にしていく。
出来上がった器の柄は先ほど見た砂丘の筋のように自然の曲線を感じさせる
スズキ家の茶ノ間でも延興寺窯さんの器を仕入れさせていただきました。
どれもシンプルでありながらも、力強さを感じる品々です。
店主:スズキ